2018年第47週(11/19-11/25)にネットで公開された仕事リストです

じつは18日の朝から24日まで入院してまして、この週はずっとベッドの上でした。病名は持病の好酸球性腸炎です。常に腸に炎症があって、例えるならアトピー性皮膚炎みたいな感じ。それが急に悪化して、腸全体が腫れ上がり、腸のまわりに水が溜まって痛むと。

去年も9月中旬から同じ期間の入院でした。羽田空港がよく見える病院で、この病気では3度目、ほかに喘息で2回、血糖値上昇で1回の入院。もう6回目です。すっかり慣れたもので、痛い腹をさすり気が遠くなりつつも、仕事用のPCと充電ケーブル類、飛行機撮影用のデジカメ、着替えなどを旅行カバンに詰めまして、気分は別荘行きでした。

月曜から出張時と変わらぬ環境で業務再開。のらりは落としちゃったけど(ごめんなさい)、他のネット連載と月刊文春の入稿と手直しは滞りなく終わらせました。LTE搭載のLet’s noteにしてよかったー。

退院する時は、看護師さんに「また来るねー!」って、ちゃんと挨拶してきました。しかし体力は必要。スポーツクラブに通おうかなあと思案中。内臓脂肪が多いと腸が腫れたとき苦しいし、運動不足で腰脚部の筋肉が脂肪化してるらしいし。

「ぬれ煎餅」の次は「まずい棒」 銚子電鉄の自虐ネタが止まらない | 文春オンライン
月刊文藝春秋に書き切れなかった銚子電鉄の話。鉄道ファンにはよく知られた話なんですけどね。当時の取材後に発売された「まずい棒」も入手して書きました。しかし銚子電鉄は菓子メーカーではありません。お間違いなく。あ、ちなみに、取材時の写真のうち、青い電車の中では「ローカル鉄道演劇 銚電スリーナイン」を公演中です。リーガルVに出た本銚子駅も。この駅のエピソードも入れたかったなあ。

「日本最古のディーゼル機関車」がヤマサ醤油工場にある理由 | 文春オンライン
銚子電鉄編は異例の2本目。月刊文春の取材で、当日になって同行の編集者さんが「醤油工場を観たい」と言い出し(笑)、突撃したんです。快く応じてくださって誌面にも入れたんですけど、とっても扱いが小さくて申し訳なくて。それと、銚子の民は和歌山がルーツという話も織り込みたくて、しかし1本目にはハマる段落がない。そこで2本目を書かせていただきました。

8人以上で団体割引! JRのおトクきっぷは旅行に帰省にレジャーに大活躍 – トクバイニュース
一般の人でも団体割引きっぷを買えますよ、という話。ニューファミリー向けメディアなので「仲良し家族同士のディズニーランド」という設定で運賃を試算しました。我ながら良いアイデアだと思います。ガハハ。

鉄道ニュース週報(148) JRおおさか東線の全線開業、恩恵を受ける地域はどこか? | マイナビニュース
「プレスリリースでは新大阪~奈良の直通をアピールしているけれど、ちょっと違うんじゃないか」という意見を元に構築。たしかに放出で同一方向乗り換えの学研都市線のほうがメリットありそうなんですね。むしろ学研都市線から新大阪直通の方がいいんじゃない? みたいな。

鉄道トリビア(483) 東海道新幹線に1カ所だけ踏切がある | マイナビニュース
浜松の踏切を紹介するメディアは幾つもあるんですけど、なぜここだけ踏切があるのか。ほかの工場や車両基地の入出庫線は立体交差なのに、という疑問に答えてみました。

さて、鉄道トリビアは今回が最終回です。第1回は2009年4月17日。第483回が2018年11月24日。なんと9年半も毎週連載が続きました。大ヒットもあればデッドボールもあり(笑)。お読みいただいた皆さん、ありがとうございました。初代、二代の担当編集者さん、お疲れ様でした。

12月いっぱい、とか、500回、というキリの良い区切りでもよかったんですけどね。毎週連載はキツくなってきました。ネタはまだあるんです。たぶん、知識の深度レベルを変えれば永遠に書けちゃう。書く予定の項目も20くらい残ってました。しかしですね、簡単に言うと、デスクワークだけじゃ書けないネタばかりなんです。現地で確認したい。写真も載せたい。だけど時間と予算はない(笑)。コタツライターの限界!

新規ネタを探し出す時間のほうが、書く時間より長くなってました。だって、ネットで「鉄道 トリビア」とか、「鉄道 ○○ネタ」で検索しても、私の記事しか出てこないんだもの(笑) そんなわけで、毎週連載はもう限界。出張ついでに現地で裏取りして写真を集めて……という感じで、貯まったら第2シーズンもあるかなー。いや、同じネタを再利用してほかの媒体で……なんちゃって。

ひとまずは毎週1本ぶんの仕事スロットが1つ空きました。書かせていただくメディアをちょっと増やしたり、月イチを月2回にしたり。あと、休載しがちだった「のらり 新汽車旅日記」も平常運転に戻したい。約束したまま停まってる書籍も再起動しないと。

休み……増やしたい(笑) パスポートとらなくちゃ。

2018年第46週(11/12-11/18)にネットで公開された仕事リストです

大井競馬で1000円投資して60円勝ちました(笑)

競馬、ほとんどやらないんですけど、犬の散歩仲間に厩舎の方がいらして、遊びに行ったときに仲良くなったお馬さんがいます。おとなしくてなつっこくてかわいい。競馬サイトに登録して、その子が走るときだけ投票してます。でも私が投票したときに限って勝てない。逆ジンクスかよ(笑) 今回もお気に入りさんは後ろのほう。保険をかけて人気馬の連複で取り返しました。まあギャンブルはこのくらいが楽しいかな。

二の酉で旧宅大森のご近所さんとお参りして、ちょっと気になってた肉料理屋さんへ。良いお店でした。仕事抜きのおしゃべりは良いですね。翌日はある人をある人に引き合わせる感じで中目黒の唐揚げ屋さんへ。暗躍気分(笑)。うまく行くといいな。しかし決まったら、鉄道仲間の間ではちょっとした事件になるはず……なんちゃって。唐揚げおいしかった。よし。わはは。

酒好き酔っといで~ しなの鉄道「ろくもん」に新コース、信州の冬を楽しむ飲んべえ列車! (1/3) – ねとらぼ
第二のふるさと長野県。しなの鉄道さんからご招待いただきまして、日本酒ざんまいの列車に乗りました。いやーだめ。お酒弱いのに。酔っ払ったっす。招待旅行はタイアップではないんだけど、書くときは主催者の意図する魅力をきちんと伝えて、読者さんにも楽しく読んでもらわないと嫌らしいステマになっちゃう。これがなかなか難しいです。「いってきましたー」だけじゃだめ。

あえての鉄旅 最新型「E353系スーパーあずさ」と日本三大車窓の絶景「姨捨駅」を巡る (1/2) – ねとらぼ
上記、ねとらぼ連載の「月刊乗り鉄話題」はおまけコーナーがありまして、関連したりしなかったりする写真をどどっと載せるんです。今回はしなの鉄道に行くまで、E353系と各駅停車を乗り継いで姨捨駅経由の様子にしました。そしたらけっこうなボリュームになりまして、編集者さんが独立記事にしてくださいました。もちろん原稿料発生。ありかたい~。

“あの事件”の舞台・新潟県十日町市で味わう自然 「サンクス・ツーリズム」のススメ (1/7) – ITmedia ビジネスオンライン
週刊鉄道経済は社会派記事を書くところなんですけど、すみません、このところお出かけが多くて知見を構築できず。こちらで十日町ツアーネタをやりました。サンクスツーリズム。ググったけど出てこなかったから、たぶんこれは私の造語(笑)。うまく経済ネタっぽくなったと思います。写真もきれいだし、「いいね」もいっぱい。そうか、こういうネタがいいのか(笑)

リーガルV、米倉涼子を「鉄子」にしたのは誰? | 旅・趣味 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
11月はじめにインタビューさせていただいた記事です。伺った内容はどれも面白くて、すべて書きました。こういうところが上限のないWebコラムのいいところです。じつは、内山聖子さんから、「あなたたちはなぜ鉄道を好きになったのか」と逆質問されまして、私と同行した副編集長さんとで熱く語ったんですよ(笑)。楽しんでいただけたようですが、読者さんには余計な情報なので全部カットです。おかげさまで閲覧数が多くて、原稿料にボーナスがつきました。でも立案も段取りも編集部……ワタシ、聞いて書いただけ……恐縮です。

鉄道ニュース週報(147) 東武鉄道、2台目のC11形を獲得 – 譲渡価格は「約400万円」 | マイナビニュース
日本鉄道保存会で早くから情報を公開してたんですけど、譲渡価格を報じたメディアがありませんでした。日本鉄道保存会さん、常駐スタッフがないとのことで、私もそれ以上突っ込めず。活動を広報するチャンスだったのにもったいないな。

鉄道トリビア(482) JR大阪駅に「列車の来ないホーム」がある | マイナビニュース
こちらも前回同様に国土地理院の航空写真で作った記事。過去の写真と比較できておもしろいです。そして編集者さん、こんなこともあろうかと、出張のついでに現地写真を撮っていらした。すごい。グッジョブ。

2018年第45週(11/05-11/11)にネットで公開された仕事リストです

週末は新潟県十日町へ。なんだか新潟づいてます。

土曜日は北越急行ほくほく線。以前お世話になった方が、十日町市へお嫁に行って観光課に就職。ほくほく線ツアーを企画されました。女子鉄アナウンサーの久野知美さんと南田マネージャーさんといく鉄分たっぷりツアーでした。トンネルの地上点検口から線路まで下りてく。楽しかったー。ランチバイキングもおいしかった。

日帰りできるツアーでしたけど、あえて一泊してレンタカーを借り、十日町を観光しました。東日本大震災の電力不足の時、JR東日本発電所のダム取水増量を認めてくれた町です。どんなお礼ができるだろうと思って、自分にできることは、観光して魅力を広めることだろうなと。まあそれからずいぶん時間が経ってしまいましたけど、やっと実現。紅葉の時期で楽しいドライブでした。

新幹線・在来線特急の指定席自由席、おトクなのは? 安さだけで測れないおトク度 – トクバイニュース
安いから自由席、というよりも、自由だから自由席なんですよねー。指定席と自由席のメリットを理解して選びましょう。

鉄道ニュース週報(146) 西武鉄道001系「Laview(ラビュー)」新型特急車両が挑む競争とは? | マイナビニュース
月刊文春で秩父に2回通ったんですけど、目的地の長瀞まで乗り換え検索してもレッドアローが出てこないんですよ。西武秩父でもトップに出てこない。デジタルネイティブにとって、レッドアローは選択肢にならないかも。だから西武鉄道は頑張らなくちゃ。そして東武東上線。私なら東武鉄道の偉い人なら、TJライナーを使って、かつての急行「フライング東上」を復活させますがどうでしょうか。

鉄道トリビア(481) 「スカイライナー」などのチケット、航空機内で買うほうが安い!? | マイナビニュース
地方空港で京急のきっぷ販売機を見かけます。京成はなんと機内販売。いろいろ調べたら、LCCは目的地の交通きっぷを売ってるんですね。便利です。

Webコラムマガジン「のらり」■新・汽車旅日記~平成ニッポン、いい日々旅立ち 第673回:川に沿い、山裾をなでる – 姫新線 津山~佐用 –
すっごく久しぶりでごめんなさい。川沿いの旅、良い風景でした。

月刊文藝春秋2018年12月号

カラーグラビア連載 乗り鉄うまい旅 今回は門司港トロッコ潮風号と門司港名物焼きカレー。チーズを載せて焼く理由はなんと……!

2018年第44週(10/29-11/04)にネットで公開された仕事リストです

火曜日は人気ドラマ『リーガルV』のゼネラルプロデューサー内山聖子さんにインタビュー。米倉涼子さんが敏腕外科医の大門未知子から元弁護士の鉄オタへ華麗に転身。なんでそんな設定になっちゃったの? というお話を聞いてきました。

芸能誌によると米倉さんは特段に鉄道好きではなく戸惑っているとのこと。実際のお話もその通りですが、旅に出ると車窓を楽しまれるそうで、乗り鉄の要素はありますね。そしてとても勉強家。舞台になった鉄道は動画などでチェックしいるそうです。

いいですねぇ。米倉さん、この機会に乗り鉄になってくれないかなあ。お忍び旅行でバッタリ出くわしてみたい(笑)。内山聖子さんのお話では、鉄オタの突っ込みは覚悟のようで、それでも、魅力のある鉄道を教えて欲しいと呼びかけたいそうです。おお、シリーズ化、あるかも?

幻の鉄道路線「未成線」に秘められた、観光開発の“伸びしろ” (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン
門司港トロッコ取材でお世話になった方から、是非来てねとのラブコール(笑) いってきました。自費ですが趣味の休暇旅行も兼ねて。いやあ楽しかった。そして啓発されますね。未成線、もったいないから遊びましょう。観光に役立てましょう。あ、ちなみに1枚目の写真は合成です。良くできてるでしょ? リアルタイムに並ぶ瞬間もあったんだけどタイミング逃しちゃったんですよね……。

鉄道ニュース週報(145) 赤村トロッコ油須原線、未成線を引き継ぎ15周年 – 乗車4万人達成 | マイナビニュース
月曜日に西武鉄道の新車発表会があり、編集さんからは西武で、というお話でした。しかし西武特急については、たぶん誰も書かないようなネタがありまして、よその報道を様子見。この連載は基本的に前週のネタを使うので、交通費回収目的で赤村トロッコ(笑)。報道的要素もあるし、鉄道メディアの取材はほかになかったので良かったと思います。

鉄道トリビア(480) 近鉄と京阪、かつて相互直通運転していた時期がある | マイナビニュース
現地取材したかったんですけど、なかなか行く機会がなく。しかしいまは国土地理院の航空写真もあるし、確認だけならGoogleのストリートビューもある。便利ですね。コタツライティングはかどる(笑)

2018年第43週(10/22-10/28)にネットで公開された仕事リストです

週末は北九州へ飛び、赤村トロッコ油須原線と未成線サミットを訪問。土曜日はシンポジウムを拝聴して、日曜日はトロッコ乗車とトロッコ祭を取材。人口約3000人の村で、トロッコの1日の集客力は300人。人口の1割の交流人口を獲得できる乗りものってすごい。実際、とても面白い乗りものでした。トロッコを軸に観光、交流人口を増やせそうです。しかし付近に飲食点がない。

トロッコ運行に連動した取り組みがない。もったいないなと思いつつ、ボランティアが楽しく運行しているところに観光業が乗り込んでいいのか、というジレンマもありますね。ハッキリしていることは、赤村は素晴らしいところです。

高野山へ向かう南海電鉄「天空」は、なぜ「ここだけの体験」を提供できるのか | 文春オンライン
月刊文春の取材を活かす連載。こちらは車両の詳解と座席指定システムについて。このホスピタリティは高野山の宿坊に由来するのかな。

JR東海が大人気イベントで「お詫び」のワケ | 経営 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
大混雑だったJR東海の「新幹線なるほど発見デー」参加してみた印象は「感謝」のみ。多忙な中、業務を停止してさまざまな楽しみを提供してくださいました。そういう気持ちがあれば、クレームにはならないと思うんだけど。

気付けば3本だけの「ひかりレールスター」 山陽新幹線のエース、その栄枯盛衰 | 乗りものニュース
専用車両まで作ったけど、列車愛称は消えつつあるレールスター。しかし、充分な役割を果たしたと言えます。

年末年始の新幹線帰省に! 家族客貸し切り車両で快適、1席サービスの特典も – トクバイニュース
主婦、主夫向けのおトクなニュース。今回はJR東海のファミリー車両を紹介します。

鉄道ニュース週報(144) 犬好きが喜ぶ「わんわんライド湊線」沿線外から乗るには? | マイナビニュース
ウチの犬を連れて行って取材したかったなあ。でも別件ありで行けませんでした。その後のネットの反応を見ると、盛況で無事に終わったようです。次回は是非。

鉄道好き芸人・吉川正洋「鉄道ひとり旅」シリーズを語る(2) 「放送未定」からの撮影開始、番組スタイル決めた奇跡の出会い | マイナビニュース
ダーリンハニー吉川さんにインタビュー第2回。番組はぶっつけ本番。そのスタイルは第1回、というかパイロット版の撮影から。この番組、旅というよりドキュメンタリー。

鉄道好き芸人・吉川正洋「鉄道ひとり旅」シリーズを語る(3) 車窓風景の美しい路線、驚きの駅名…鉄道談議で盛り上がる | マイナビニュース
ダーリンハニー吉川さんにインタビュー第3回。好きな景色情報を交換しました。和気藹々のトークです。

鉄道トリビア(479) 京浜東北線など、連続した駅名が短歌のリズムで読める区間がある | マイナビニュース
声に出して読んでみて。次は探してみて!!