2019年第16週(04/14-04/20)にネットで公開された仕事リストです

14日と17日、またまた青梅線沿線取材。日帰り圏で、うまくやれば1日で済むものが3日もかかるとはなあ(笑)。鉄道会社さんの都合、飲食店の都合、観光地のオープン日の都合、プラスお天気なんですけどね。なんでこの時期に雪予報……。案の定、当初の予定日は積雪。掲載は6月売り。だめじゃんねー(笑)。雑誌のタイムラグつらい。コレで書く時間を入れると、うむ。今回は日当2万以下。ていうか最低賃金を下回る(笑)。あ、愚痴でしたスミマセン。行きと帰りに寄り道してネタ探ししたので、別の記事で回収しよう。あと、17日はCX-8でドライブしました。楽しかった。うん、結果良し。

日原鍾乳洞。
取材候補から外れたけど見物した。


ところで今回は奇遇な話。奥多摩には「へそ饅頭」という名物がありまして、とても人気なんですよ。JR東日本八王子支社の広報さんもオススメ。で、14日の取材の合間に立ち寄りまして、家にもお土産に買っていきました。すると母が、
「あら懐かしい、ここの家とおじいちゃん、知り合いだったのよ」と。
このお饅頭屋さん、かつては御徒町か浅草でお菓子屋さんをしていらして、戦後に青梅へ引っ越して、そこでへそ饅頭を作ったらヒットしたそうです。で、祖父(母の父)は、都内の会合に出向くと、そのお菓子屋さんでおやつを買い込んだ。昔の銭湯は儲かっていましたからね。ドラマ『時間ですよ』みたいに使用人もいたんです。母たちは食べ盛り5人兄弟だし。

じゃあ、また行くから聞いてみようってことで、17日にもう一度行きました。店員のおばちゃんに、
「あの、こちらは○○さんのお宅ですか」と。
そしたら、奥で饅頭を包んでるご主人が、たぶん私より少し若いかな。○○さんでした。母の話をすると、
「御徒町か浅草かは聞いていませんが、東京でやってたって話は聞きましたよ。当時は大田区に住んでいて、疎開で青梅に来たらしいです」
なるほどー。戦後の移転と疎開だと、ちょっとズレてるけど、疎開先に知り合いができて、あらためて移転して商売を始めたってのはアリかもしれないですね。もう、確かめようもないので話は終わり。取材とは関係ないし。でも、14日と同じ8個入りを買ったら、おまけをひとつ余計にくれました(笑)。このお店、箱入りを買うと、蒸したてのお饅頭をひとつくれるんです。立ち食いそばもやってる。また行こう(笑)。

もうひとつ、取材の方で訪れたカフェの店長さんも大田区からの移住だそうで、じつは当時、私のいたマンションの近くに住んでいたそうです。取材より地元の話で盛り上がっちゃった。

大井川鐵道「井川線」の秘境駅で駅弁を喰らう幸せ 静寂と孤独がスパイスだぜ (1/3) – ねとらぼ
記事ではひとり旅を満喫みたいに書いてますけど、じつは行程含めて、広報のトヨフクさんのプロデュース。ほんとは別件で取材のお誘いをいただいたんですけど、個人的に復旧した井川線を応援したい乗りたいとお願いしました。じつはトヨフクさんも井川線の秘境駅でお弁当を食べたかったそうで(笑)

「令和駅」は誕生するのか? 「高輪ゲートウェイ駅」を改名したい (1/5) – ITmedia ビジネスオンライン
鉄道業界の改元ビジネスを網羅するつもりだったんだけど、「令和駅はどこか」のあたりから熱が入り、書いている途中で話が変わった(笑)。いい結論だからそっちをタイトルにしました。うん、なんか序盤いらなかった……。駅をクローズ アップしたほうが良かったなあ。

2019年第15週(04/07-04/13)にネットで公開された仕事リストです

青梅線の終点、奥多摩駅へ行きました。なんと40年ぶり。小学6年生の時、国電を乗り潰した時以来。12歳の僕は、わざわざ日帰りで静岡まで『東京ミニ周遊券』を買いに行き、7日間ぶっ続けで電車に乗りまくったのです。模造紙に路線図を書いて、終点の写真を貼って、それが夏休みの自由研究でした。あのときはお小遣いがないから駅で折り返しただけだったんです。

最近、JR東日本が青梅線を「アドベンチャーライン」とか言い出して、「今さらナニ言ってんのだせー」と思ったんですね。でも、編集部のチョイスで行ってみたら、たしかにアドベンチャーなところでした。青梅から景色がガラッと変わるね。そんでオシャレな店もある。アドベンチャーラインが根付くかはともかく、青梅線はイイゾ。また別のメディアで記事を作ろう。

鉄道ニュース週報(168) 東京都の地下鉄新線構想が前進、つくば~東京~羽田空港間直結も!? | マイナビニュース
つくばエクスプレスの東京駅延伸から晴海へって構想はあったけど、なるほどそうきたか……。実現するといいなあ。

小田急線15万人足止め、なぜ運転再開に70分もかかったのか?
少しでもふだんと違うことが起きたら止めるんですね。そして再開手順が念入りでしたね。

月刊文藝春秋2019年5月号

乗り鉄うまい旅21(ひえい×フレンチ)

文藝春秋2019年5月号

連載【乗り鉄うまい旅】は叡山電鉄「ひえい」と「きらら」の旅。鞍馬山ケーブルカーと池波正太郎ゆかりのフレンチレストランです

2019年第14週(03/31-04/06)にネットで公開された仕事リストです

2019年第14週(03/31-04/06)にネットで公開された仕事リストです

4月3日は大井川鐵道さんへ記事2本ぶんの取材。ちょうど櫻が咲く時期だし、快晴だし、とても良い旅でした。今回は新金谷駅まで「アオガエル2匹目号」で。1月に納車されて2カ月、遠乗りしてみたかった。新東名を走ってみたかった。あと、新幹線に飽きちゃったとか、各駅停車だと約束の時間に間に合わないとか。

こだまで行くと、ウチから新幹線駅までのバスと電車代を含めて片道7000円。クルマの場合、高速料金が4420円で、走行距離が190km。ディーゼルでリッターあたり13.5kmの実測値でした。軽油がいま115円/lだから、片道の燃料費は約1620円。そして新金谷の駐車場が1日800円(笑)。つまりクルマの片道は6840円。ほぼ同じ。ちなみにぷらっとこだまを使うと合計5250円で、クルマより1600円ほど安くなります。

こだま≒クルマ>ぷらっとこだま

何回も乗り換えることを考えるとクルマの方がラクとも言えるし、新幹線なら眠れるし仕事もできるし。でもドライブ好きだし、好きな音楽を聴きながら走れるし。事前の手配もいらないし。

今回はクルマで正解でした。天気が良くて富士山もよく見えた。いまのクルマは走行中も静かで、レーダークルーズコントロールで楽チンで。取材後、大井川鐵道の広報のトヨフクさんとさわやかでご飯食べたんですけど、日本一のSL運行会社の人と鉄道ライターが、さわやかへ向かってドライブするという。なんとなくシュールなお話でした(笑)。




特急ひとすじ80年、長崎新幹線に命運がかかる「白いかもめ」の軌跡 | 文春オンライン
月刊文春連動ネットコラム。こちらでは「かもめ」と「つばめ」の歴史に注目しました。
三陸鉄道リアス線 JR山田線移管を“予言”できた理由 (1/4) – ITmedia ビジネスオンライン
7年前、JR東日本は三陸か撤退すればいいじゃん、と書いて「大胆すぎる放言」と言われました。その後、山田線が三陸鉄道に移管されると決まって「予言した」と言われました。でも、当時の状況を見れば、鉄道にこだわる限りこの方法しかなかった。毎週、鉄道ニュースをウォッチすれば、誰でもたどり着く予感でした。

「最後の都心直通」相鉄への追い風と緑園都市駅「展望台」のナゾ | 文春オンライン
相模鉄道12000系デビュー、JR東日本との直通運転が11月30日に決定。ほとんどのメディアがこのふたつをからめて報じていました。ここに緑園都市駅とゆめみが丘駅をからめて、相模鉄道の発展を見通します。これがコラム屋さんのテクニックです。

鉄道ニュース週報(167) 近鉄「しまかぜ」お召し列車が話題、平成最後の運転予定は | マイナビニュース
新元号「令和」発表後の連載コラム。天皇陛下絡みのネタとしてお召し列車です。しまかぜにも乗りたいなあ。今年行くリスト入り。

JR西「みどりの窓口」大幅削減はそこまで問題か | 経営 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
JR西日本全体の話ではなく、京阪神エリアの話。勘違いしていた部分を修正しました。記事の全体的には「どの駅が残るか」というより「まだ紙のきっぷを売るつもりなのか」という話です。