14日と17日、またまた青梅線沿線取材。日帰り圏で、うまくやれば1日で済むものが3日もかかるとはなあ(笑)。鉄道会社さんの都合、飲食店の都合、観光地のオープン日の都合、プラスお天気なんですけどね。なんでこの時期に雪予報……。案の定、当初の予定日は積雪。掲載は6月売り。だめじゃんねー(笑)。雑誌のタイムラグつらい。コレで書く時間を入れると、うむ。今回は日当2万以下。ていうか最低賃金を下回る(笑)。あ、愚痴でしたスミマセン。行きと帰りに寄り道してネタ探ししたので、別の記事で回収しよう。あと、17日はCX-8でドライブしました。楽しかった。うん、結果良し。
ところで今回は奇遇な話。奥多摩には「へそ饅頭」という名物がありまして、とても人気なんですよ。JR東日本八王子支社の広報さんもオススメ。で、14日の取材の合間に立ち寄りまして、家にもお土産に買っていきました。すると母が、
「あら懐かしい、ここの家とおじいちゃん、知り合いだったのよ」と。
このお饅頭屋さん、かつては御徒町か浅草でお菓子屋さんをしていらして、戦後に青梅へ引っ越して、そこでへそ饅頭を作ったらヒットしたそうです。で、祖父(母の父)は、都内の会合に出向くと、そのお菓子屋さんでおやつを買い込んだ。昔の銭湯は儲かっていましたからね。ドラマ『時間ですよ』みたいに使用人もいたんです。母たちは食べ盛り5人兄弟だし。
じゃあ、また行くから聞いてみようってことで、17日にもう一度行きました。店員のおばちゃんに、
「あの、こちらは○○さんのお宅ですか」と。
そしたら、奥で饅頭を包んでるご主人が、たぶん私より少し若いかな。○○さんでした。母の話をすると、
「御徒町か浅草かは聞いていませんが、東京でやってたって話は聞きましたよ。当時は大田区に住んでいて、疎開で青梅に来たらしいです」
なるほどー。戦後の移転と疎開だと、ちょっとズレてるけど、疎開先に知り合いができて、あらためて移転して商売を始めたってのはアリかもしれないですね。もう、確かめようもないので話は終わり。取材とは関係ないし。でも、14日と同じ8個入りを買ったら、おまけをひとつ余計にくれました(笑)。このお店、箱入りを買うと、蒸したてのお饅頭をひとつくれるんです。立ち食いそばもやってる。また行こう(笑)。
もうひとつ、取材の方で訪れたカフェの店長さんも大田区からの移住だそうで、じつは当時、私のいたマンションの近くに住んでいたそうです。取材より地元の話で盛り上がっちゃった。
大井川鐵道「井川線」の秘境駅で駅弁を喰らう幸せ 静寂と孤独がスパイスだぜ (1/3) – ねとらぼ
記事ではひとり旅を満喫みたいに書いてますけど、じつは行程含めて、広報のトヨフクさんのプロデュース。ほんとは別件で取材のお誘いをいただいたんですけど、個人的に復旧した井川線を応援したい乗りたいとお願いしました。じつはトヨフクさんも井川線の秘境駅でお弁当を食べたかったそうで(笑)
「令和駅」は誕生するのか? 「高輪ゲートウェイ駅」を改名したい (1/5) – ITmedia ビジネスオンライン
鉄道業界の改元ビジネスを網羅するつもりだったんだけど、「令和駅はどこか」のあたりから熱が入り、書いている途中で話が変わった(笑)。いい結論だからそっちをタイトルにしました。うん、なんか序盤いらなかった……。駅をクローズ アップしたほうが良かったなあ。