じつは18日の朝から24日まで入院してまして、この週はずっとベッドの上でした。病名は持病の好酸球性腸炎です。常に腸に炎症があって、例えるならアトピー性皮膚炎みたいな感じ。それが急に悪化して、腸全体が腫れ上がり、腸のまわりに水が溜まって痛むと。
去年も9月中旬から同じ期間の入院でした。羽田空港がよく見える病院で、この病気では3度目、ほかに喘息で2回、血糖値上昇で1回の入院。もう6回目です。すっかり慣れたもので、痛い腹をさすり気が遠くなりつつも、仕事用のPCと充電ケーブル類、飛行機撮影用のデジカメ、着替えなどを旅行カバンに詰めまして、気分は別荘行きでした。
月曜から出張時と変わらぬ環境で業務再開。のらりは落としちゃったけど(ごめんなさい)、他のネット連載と月刊文春の入稿と手直しは滞りなく終わらせました。LTE搭載のLet’s noteにしてよかったー。
退院する時は、看護師さんに「また来るねー!」って、ちゃんと挨拶してきました。しかし体力は必要。スポーツクラブに通おうかなあと思案中。内臓脂肪が多いと腸が腫れたとき苦しいし、運動不足で腰脚部の筋肉が脂肪化してるらしいし。
「ぬれ煎餅」の次は「まずい棒」 銚子電鉄の自虐ネタが止まらない | 文春オンライン
月刊文藝春秋に書き切れなかった銚子電鉄の話。鉄道ファンにはよく知られた話なんですけどね。当時の取材後に発売された「まずい棒」も入手して書きました。しかし銚子電鉄は菓子メーカーではありません。お間違いなく。あ、ちなみに、取材時の写真のうち、青い電車の中では「ローカル鉄道演劇 銚電スリーナイン」を公演中です。リーガルVに出た本銚子駅も。この駅のエピソードも入れたかったなあ。
「日本最古のディーゼル機関車」がヤマサ醤油工場にある理由 | 文春オンライン
銚子電鉄編は異例の2本目。月刊文春の取材で、当日になって同行の編集者さんが「醤油工場を観たい」と言い出し(笑)、突撃したんです。快く応じてくださって誌面にも入れたんですけど、とっても扱いが小さくて申し訳なくて。それと、銚子の民は和歌山がルーツという話も織り込みたくて、しかし1本目にはハマる段落がない。そこで2本目を書かせていただきました。
8人以上で団体割引! JRのおトクきっぷは旅行に帰省にレジャーに大活躍 – トクバイニュース
一般の人でも団体割引きっぷを買えますよ、という話。ニューファミリー向けメディアなので「仲良し家族同士のディズニーランド」という設定で運賃を試算しました。我ながら良いアイデアだと思います。ガハハ。
鉄道ニュース週報(148) JRおおさか東線の全線開業、恩恵を受ける地域はどこか? | マイナビニュース
「プレスリリースでは新大阪~奈良の直通をアピールしているけれど、ちょっと違うんじゃないか」という意見を元に構築。たしかに放出で同一方向乗り換えの学研都市線のほうがメリットありそうなんですね。むしろ学研都市線から新大阪直通の方がいいんじゃない? みたいな。
鉄道トリビア(483) 東海道新幹線に1カ所だけ踏切がある | マイナビニュース
浜松の踏切を紹介するメディアは幾つもあるんですけど、なぜここだけ踏切があるのか。ほかの工場や車両基地の入出庫線は立体交差なのに、という疑問に答えてみました。
さて、鉄道トリビアは今回が最終回です。第1回は2009年4月17日。第483回が2018年11月24日。なんと9年半も毎週連載が続きました。大ヒットもあればデッドボールもあり(笑)。お読みいただいた皆さん、ありがとうございました。初代、二代の担当編集者さん、お疲れ様でした。
12月いっぱい、とか、500回、というキリの良い区切りでもよかったんですけどね。毎週連載はキツくなってきました。ネタはまだあるんです。たぶん、知識の深度レベルを変えれば永遠に書けちゃう。書く予定の項目も20くらい残ってました。しかしですね、簡単に言うと、デスクワークだけじゃ書けないネタばかりなんです。現地で確認したい。写真も載せたい。だけど時間と予算はない(笑)。コタツライターの限界!
新規ネタを探し出す時間のほうが、書く時間より長くなってました。だって、ネットで「鉄道 トリビア」とか、「鉄道 ○○ネタ」で検索しても、私の記事しか出てこないんだもの(笑) そんなわけで、毎週連載はもう限界。出張ついでに現地で裏取りして写真を集めて……という感じで、貯まったら第2シーズンもあるかなー。いや、同じネタを再利用してほかの媒体で……なんちゃって。
ひとまずは毎週1本ぶんの仕事スロットが1つ空きました。書かせていただくメディアをちょっと増やしたり、月イチを月2回にしたり。あと、休載しがちだった「のらり 新汽車旅日記」も平常運転に戻したい。約束したまま停まってる書籍も再起動しないと。
休み……増やしたい(笑) パスポートとらなくちゃ。