【2018年第35週(08/27-09/02)にネットメディアで公開された仕事リストです】

eスポーツライターをリタイヤして10年以上も経ちました。私が最初にオンラインゲームの競技を知った年は1999年ごろの東京ゲームショウ。メーカーのブースもない寂しいところ。イベントステージと休憩スペースの間みたいなところで、バトルトップドットコムが『Quake』の 1 on 1 イベントをやってた。WCGC(WorldCyberGames challenge) だ。優勝したら韓国の大会に招待された。

もうよく覚えてないんだけど、ROCKDOGGとBRSRKの試合じゃなかったかなあ。KRVかKAFだったかもしれない。ネットで探したら、もう当時の情報はないんだよね。唯一の手がかりが、2001年4月に書いた私のコラム。ああ、やっぱり1人はBRSRKだった。
デジタル時事放談

ゲームを真剣に競技するって考え方が斬新で、当時寄稿していたネットゲーム専門誌、オンラインブレイヤーという雑誌に電話して、誰か取材してるかと聞いたらノーマーク。なんでよ、オンラインゲームの革命的事件だよ、と話したけど興味なさげ。

仕方ないから連載コラムで書いた。まだeスポーツライターは名乗ってなかった。この当時、すでにNHKは韓国のプロゲーマーを扱ったドキュメンタリーを放送していたし、それを見た日本のゲームライター西尾ゆきさんがプロゲーマーの記事を書いていたなんだけど、まだ私は知らなかった。

その後、2001年にWCG2001がありました。サムスングループが社運をかけた大会で、日本のメディアも招待された。オンラインプレーヤー編集部がワタシに枠をくれました。それからしばらく、オンラインゲームのオフライン大会のレポートを書き、WCG取材で渡航して複数のメディアに記事を書いた。

以前のアジア大会でEスポーツが開催されると知ったときは、仲間たちと電通へ行き、ワタシはJOC(体協)へ交渉しに行き……と頑張ったんだけど、日本のEスポーツは盛り上がらず。Eスポーツライターとしての仕事はなく、ちゃんと取材しようと思えば海外大会になってしまい、こりゃ個人でやるのは無理だな……とリタイヤ。

現在、日本でもようやくEスポーツが盛り上がってきました。あの頃、ワタシと同じようにEスポーツに魅力と可能性を感じ、諦めずに頑張ってきた人々がやっと認められてきそうで、本当に良かったと思います。ただ、ワタシが望んでいたEスポーツ文化とはちょっと違うな。その理想はもっと先にあるのかな、なんて思っています。ま、リタイヤしちゃった側から水をかけるのも良くないので、いまはただただ応援しております。

鉄道好き芸人・吉川正洋「鉄道ひとり旅」シリーズを語る(1) 京都丹後鉄道の旅を振り返る – レア車両とも遭遇 | マイナビニュース
送稿してから掲載されるまで時間がかかりました。吉川さんの話が面白くて、聞き流すところがなく、録音起こしに時間がかかった上に、掲載される気配もなかったから、こりゃボツになったかと思った(笑)。

祝・運転再開 西日本豪雨から復旧した錦川鉄道を「楽しく」支援 | 文春オンライン
月刊文藝春秋でカットした「きらら夢トンネル」をオンラインで大きく掲載。印刷よりもモニターで見るほうがきれいです。とことこトレインメインの文章になっている理由は、平成30年7月豪雨で鉄道線が不通になってしまったから。運行再開が決まり、復旧日のタイミングで出しましょう、と約1週間遅れで掲載されました。

鉄道ニュース週報(136) 東武鉄道、JR新宿駅から「日光夜行号」夜行列車の新方式になる!? | マイナビニュース
JRの夜行列車としては久々の新設なんですよねー(笑)

鉄道トリビア(471) 東京メトロ半蔵門線、東京の地下鉄全路線に1回で乗り換えられる | マイナビニュース
企画段階では「都営新宿線は、地下鉄銀座線以外のすべての地下鉄と乗り換えできる」だったんです。でも、ほかはどうだろうとマトリクス表を作ったら、半蔵門線はパーフェクトでした。

第668回:レールとススキが光る道 – 芸備線 備後落合~三次 – Webコラムマガジン「のらり」■新・汽車旅日記~平成ニッポン、いい日々旅立ち
久々の未乗区間。春に土砂流入で乗れなかった芸備線にリベンジ。