2020年第34週(08/16-8/22)にネットで公開された仕事リストです。

鉄印帳が発表されたとき、これは売れると思いました。なぜそう思ったかは週刊鉄道経済で書きました。予想通りヒットしました。品薄です。入荷すれば即完売。また入荷すると完売。入れ食い。よかったよかった。ちがいます。失敗です。

完売するってことは、買えなかった人がいるってことです。機会損失です。出版業界では常識です。よく、実売90%で完売、おかしいだろって思われますけど、たとえば雑誌が書店に10部入荷したとして、10部売れちゃマズいんです。1部は残ってないと、その雑誌は書店で看板として機能して、新規読者を獲得する役目があるんです。それが10部売れちゃうと、伸び代がなくなっちゃう。だから100%売れたと知ったら編集長は怒ります。出版営業の見込みが間違ってたと。オレの本はもっと売れただろうと。

鉄印帳は雑誌ではないので店頭に残す必要はありません。でも、駅の窓口で告知すれば、その場で興味を持ってくれる人もいるでしょう? でも在庫がなかったら売れません。常に在庫がある状態にしておかなくちゃいけません。

事情はわかります。売れ残ったらどうしよう。不良在庫じゃないか。2200円。10部残ったら2万2000円の損失。100部で20万以上。仕入れ値を知りませんけどね。出版物レートなら6掛けでしょうか。第三セクターはおカネがありません。1滴の金も無駄にはできません。

でもね、鉄印帳の商標は読売旅行さんが持っていらっしゃる。読売旅行さんの関連会社に旅行読売という出版社があります。印刷面で協力されたんじゃないんですかね。だったらなぜ、委託販売という方法を教えてあげられなかったんでしょうか。ああもったいない。初速はもっと上げられたのに。

という話は週刊鉄道経済には書きませんでした。前向きに終わらせて、ちょっとGoToを批判したりして。こういう毒っ気のある話は、閲覧数ヒトケタのこのブログでちょうどいい感じです。あ、有料でnoteでもよかったかな。

飛行機、トロッコ、SLも!? 富士山から秘境駅まで「静岡名所」を巡る夢の乗り物コラボツアーが楽しすぎた (1/6) – ねとらぼ
何がビックリって、富士山がミドリ色。考えてみればそうなんですけど、百聞は一見に如かずというかね。良い経験でした。

ローカル鉄道40社を訪ねる「鉄印帳」が大ヒット 「集めたい」心を捉える仕掛け (1/5) – ITmedia ビジネスオンライン
あらゆる趣味は本能の代償行為です。そこを突けば売れます。これ、感性工学の範疇なんですけどね。戦争好きな殿様に将棋を教えたら戦争やらなくなったって伝説もありましたね。

第721回:上書きされた新線 – 可部線 可部~あき亀山 - Webコラムマガジン「のらり」■新・汽車旅日記~平成ニッポン、いい日々旅立ち
女子鉄アナウンサーの久野さんが訪れた旧神戸駅を探したら、とんでもない場所にありました。雨の中探し回った。下調べだいじ。

鉄道ニュース週報(239) くま川鉄道、浸水した5両中1両のエンジンが起動 – 支援も広がる | マイナビニュース
ニコニコ超鉄道会議、6時間のアーカイブを見て書きました。その中からくま川鉄道のエピソード。良い話でした。